JCV、タブレット型温度検知端末 SenseThunder Airを提供開始

ソフトバンク株式会社の子会社、日本コンピュータビジョン株式会社(以下「JCV」)は、2020年4月より提供を開始しているAI温度検知ソリューション「SenseThunder」に新たなラインナップを追加し、業界最速0.1秒以下で、複数同時温度検知ができる「SenseThunder Air」を2021年3月4日に正式に提供開始した。

タブレット型複数同時温度検知で導入コストを抑え、効率的なスクリーニングで新型コロナウィルスおよびインフルエンザ等の感染症拡大抑制に貢献しする。特に人々が集まる駅やターミナル、学校、商業施設、イベント時での利用を想定している。

「SenseThunder」とは

AIを活用した顔認識技術とサーモグラフィカメラにより、非接触で対象者がマスクを着用したままでも、スピーディーに発熱の疑いをスクリーニングするソリューションである。

今回、提供を開始する「SenseThunder Air」は、デバイスから2.5m離れた距離で最大5人まで同時にかつ瞬時に温度検知ができる。

また、約1,400種類ものマスクを検知し、高解像度(5万画素)のサーモグラフィ性能を最大限に活かし、高速に0.1秒以下で温度検知を実現する。

JCVは、温度検知アルゴリズム(額の領域にて温度検知)をベースに外気温による温度検知結果への影響を軽減するソフトウェアバージョンを季節(外気温)に合わせて用意しているが、ハードウェアとしても「SenseThunder Air」は動作環境温度サポート範囲が幅広く、季節を問わず安定して高い精度の温度検知ができる。

外気温による温度検知結果への影響を軽減するソフトウェアと複数同時温度検知ができる「SenseThunder Air」を活用することで、感染症対策の一つである異常温度スクリーニングを正しく効率的に行うことに繋がる。

「SenseThunder」の導入を通し、新型コロナウィルスやインフルエンザ等の水際対策強化に貢献すると共に、温度検知のみならず、顔認証機能の活用を通しWithコロナ社会における企業運営ならびに業務効率化に貢献していく。

■ SenseThunder Air紹介動画

■AI温度検知ソリューション「SenseThunder」
https://www.japancv.co.jp/solutions/thermography

* 2021年2月時点(同社調べ)

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