TWIM、人工知能マシンビジョンを掲げ、2022年上半期に日本国内市場へ進出本格化

2010年に設立された株式会社TWIM(トゥイム)は、 AI(人工知能)検査設備専門企業として、半導体やディスプレイ工程に、マシンビジョンを韓国で初めて導入、標準化を主導している。

以来、これまでにはなかった、AIビジョン検査エンジン『モアイ(MOAI)』と、AIディープランニング検査設備『ティーメガ(T-MEGA)』で、事業を拡張してきた。

TWIMは蓄積された光学技術と、ディープランニングアルゴリズムなどを通して、半導体、ディスプレイ、2次電池などのさまざまな作業分野で生産される、製品の不良品を検出するソフトウェアとハードウェアを供給。その技術力が認められ、2021年 11月に韓国のKOSDAQ(コスダック)に上場した。

最近、世界的に新型コロナウイルスが感染拡大したため、人力で運営されてきた製造業では、非対面技術に対しての需要が高まっている。これを受けて、人口密集度の高い、製造業においての感染による人手不足は、工場稼働の不透明性につながり、“製造業のデジタル化の転換”議論が活発になっている。

それらのリスクを低減するため、製造業界では4次産業関連技術を活用した、企画・設計、生産、流通・販売など、全プロセスの統合と自動化、デジタル化を具現化した知能型生産工場『スマートファクトリー (Smart Factory)』の、導入議論が精力的に交わされている。

そこでTWIMは、スマートファクトリーの最も中核的技術である『検収』過程で、既存のマシンビジョンでは解決することのできなかった、正常品と非正常品の面倒なパターンマッチング作業(一つ一つ照合しなければならない)の代わりに、データを学習し自ら考えて判断(良品/不良品)することのできる、人工知能(AI)のディープランニング(Deep Learning)と、マシンビジョンが結合したAIマシンビジョンを開発した。

TWIMは今後の品質工程で、目で見て頭で判断し不良品の有無を検査した後、完成品を自動包装して出荷されるまでをノンストップで進行。完璧な工場自動化の構築を目標とし、AIビジョン検査設備のパイオニア企業として、製薬、タイヤ、食品などの製造業全般へ市場を拡大する計画である。

また、2022年上半期に日本国内をはじめ、中国、アメリカなど世界市場への本格的な進出を目指し、グローバルAIディープランニング設備企業として成長していく予定である。

■問い合わせ
株式会社TWIM
http://www.twim21.com/jap/main/index.php

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください