興和光学、2型(Φ32)最大50MP VMシリーズを2021年3月より発売

広角・耐環境性・近赤外など、さまざまな産業用レンズを製造・販売している興和光学株式会社が、2021年3月15日より2型(Φ32)最大50MP対応の高解像度レンズVMシリーズを新たに提供開始した。

VMシリーズは2型(Φ32)のイメージサイズ、最大50MPに対応した高解像性能を有したレンズである。8K解像力、高画素カメラに適合する性能を持ち、機構設計を新たに見直し、ツマミネジの脱落による異物混入リスクを抑止することができる構造となっている。

ツマミネジの脱落防止

従来のレンズではツマミネジが脱落してしまうが、VMシリーズでは、一定の段階からツマミネジが回らなくなる機構を新たに採用。

写真の通り、固定ネジが右側の状態で固定、左にスライドさせることでツマミネジの着脱が可能な機構となっている。

マウントは、M42、TFL、TFL-Ⅱに対応しており、フランジバックの変更が可能。

特徴

・2型(Φ32)50MP、8K解像力
・APS-Cセンサに最適
・M42、TFL、TFL-Ⅱマウントに対応
・焦点距離は18/25/35mmをラインナップ
・全機種にフローティング機構を採用

ラインスキャン、FPD検査、航空写真、ドローン用途などに適しており、発売に先駆けてデモ機の無償貸出しを開始。
製品詳細:https://www.kowa-optical.co.jp/fa/prd_category/vm/

問い合わせ
興和光学株式会社 国内営業部 営業一課
https://www.kowa-optical.co.jp/fa/

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