リンクス、超高精度3Dセンサー『Gocator2610/2618』販売開始

最先端の技術を世界中から発掘し、技術力と経験をもって製造現場に実装するテクノロジープロバイダである株式会社リンクスは、2023年11月1日より高速3Dセンサ「Gocator 2600シリーズ」に、新たに2機種を追加し、販売を開始する。

リンクスは、2015年より、世界を代表する3DセンサのメーカであるカナダのLMI Technologies(エルエムアイテクノロジーズ)社と、日本国内市場におけるGocator(ゴケイター)シリーズの独占販売契約を締結している。

そして日本市場において、光切断プロファイルセンサである「Gocator2000シリーズ」や、縞投影エリアセンサである「Gocator3000シリーズ」等を販売し、多くの導入実績を有している。

今回新たに追加された『Gocator2610/2618』は、シリーズ史上最も高分解能となるX解像度2.5μmを実現した超高精度光切断プロファイルセンサである。

一体型光切断センサとしては世界最高レベルの解像度(約4200ポイント/プロファイル)をもつGocator2600シリーズで、視野を確保しつつ数μmレベルの高精度計測が可能である。

また他のGocatorシリーズ同様、内蔵の計測ツールを備えており、センサ本体のみで3Dスキャン、計測、入出力制御が可能である。『Gocator2610/2618』は高い品質レベルが要求される電気製品やEVバッテリーといったさまざまな工業製品の計測に広く適用できる。

「Gocator2610/2618」製品概要

■Gocator2610
視野幅10mmを確保しながら光切断センサとしては最も高分解能なX解像度2.5μmを実現。テレセントリックレンズ光学系を採用することでX軸方向の死角がなくなり、レーザーの散乱を最小限に抑えられるため、反射率の高い素材の表面も高精細かつ高速にスキャン可能。また、正反射光を捉えることで透明な素材も撮影可能。

■Gocator2618
高精度と広視野を両立する適用範囲の広いセンサ。これまで高精度計測の定番となっていたGocator2510の性能を視野・精度の両面で凌駕。Gocator2510のコンパクトかつ軽量な筐体はそのままに、クリアランス距離44.5mmとセンサ対象物の距離を確保できるため、多関節ロボットに取り付けた自動計測にも適用可能。

LMI Technologiesについて

LMI Technologies社は、世界トップクラスの3Dセンサーメーカである。光切断/縞投影3Dセンサ「Gocator」は、高い防水および防塵機能のある堅牢な筐体であるため、製造工場の厳しい環境でも、高度な3次元計測を高速で行うことができる。

■問い合わせ
株式会社リンクス概要
TEL: 03-6417-3371(代)
FAX: 03-6417-3372
https://corp.linx.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください