とりわけ手ごろで、特にコンパクトかつ高い性能を求めるなら、IDSの新しいuEye XLEカメラシリーズである。このuEye XLEカメラは、コスト重視の量産プロジェクトに向けて特別に開発されている。
省スペース設計に加え、実用的なUSB3インタフェイスの採用、USB3 Vision規格のサポートにより、同産業用カメラは簡単にマシンビジョン・システムに組み込むことが可能である。
ユーザはシングルボードのモデルとしてC/CSマウントあるいはSマウントの有り/無し、さらにはプラスチック製筐体モデルも選ぶことができる。初回発売モデルには、高感度な5MPのON Semiconductor社製 AR0521センサを搭載する。
新しいuEye XLEカメラシリーズの応用範囲は、ほとんど無限といっても過言ではない
「小さな電気製品から、計測技術、物流、さらには農業分野のアプリケーションまで、その真価が実証されることになるでしょう」と、IDSの製品マネージャJürgen Hejna氏は説明している。
さらに、表面検査など従来からの産業アプリケーションでも強みを発揮する。そのコンパクトな外形から、たとえば組込み用の画像ソリューションとしても、最小限のスペースに収まる。
また、価格最適化を図った設計により、コストを最も重視するようなアプリケーションに対して特に訴求力をもたせた。そのため、同カメラには、リーズナブルな価格のレンズも多数用意している。
uEye XLEの全モデルは、USB3インタフェイス(SuperSpeed USB、5Gbps)を採用し、GenICamにも完全準拠している。また、USB3 Vision規格をサポートしていればどのソフトウェアとも使用できる。
ただし、最高のユーザエクスペリエンスを実感できるよう、IDS peakの利用を勧めている。
無償のSDKであるIDS peakには、ソースコードの例からトランスポート層まで必要となるすべてのコンポーネントが含まれており、ユーザは独自のアプリケーション開発をすぐに始めることが可能である。
■問い合わせ
アイ・ディー・エス株式会社
TEL:03-6260-0833
E-mail:apacsales@ids-imaging.com
https://jp.ids-imaging.com/
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