デジキャス、放送業界や医療業界に向けに27インチ 8K HDR モニタ「KUM-2720QD」販売開始

放送/イベント用映像音響機器の輸入/販売/サポートを生業とするシステムインテグレーターであるデジキャス合同会社は、Konvision 社の新商品、27インチ 8K HDR リファレンスモニタ「KUM-2720QD」を、日本市場の特に高繊細な画像の出力を必要とする放送業界や医療業界向けに、2020年12月10日より販売を開始した。

「KUM-2720QD」正面

標準販売価格は 1,210,000 円(税抜)である。「KUM-2720QD」は、27インチ8K HDR リファレンスモニタで、1000 Nits の超高輝度、10BIT IPS パネルは DCI―P3カバー率最大 98％により広い色域を実現、12G-SDI および3G-SDI 信号をサポートし、クワッドビューモードは、異なるウィンドウで同時に4つの異なるフォーマット 4K / HD / SD信号をサポートする。

8K・4K スタジオ、ハイエンドカラーグレーディング、フィルム制作および高繊細な画像を必要とする医療現場に最適なコストパフォーマンスに優れた製品である。

主な特徴

■8K 信号、ネイティブ 4K 解像度
4192p 23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60p を含む 8192 x 4320 8K 信号をサポート。高度な画像処理により、8K HDR モニタは目の現実の世界を再現する。

■ハイダイナミックレンジ（HDR）
Konvision KUM 4K、8K および KVM-6X シリーズは、HDR ディスプレイをサポートしている。調整可能な HDR モードには、PQ(ST2084)、Rec 2020 色域の HLG が含まれる。ダイナミックレンジが広い光度を再現し、非常に高いレベルの画質と画像を再現する。

■3D LUT カラーキャリブレーション
Lightspace および Calman キャリブレーションソフトウェアと互換性のある、Konvision モニタは K10-A プローブ(専門レベル)を適用して正確な色を実現する。モニタは、CA210、CA310、CS200、CR100、CR250、X-Rite i1ディスプレイなどのユニバーサル測色計でも使用できる。