フリアーシステムズは、新型 Blackfly S 可視光カメラモジュールの発売開始を発表した。
24.5メガピクセル、12フレーム／秒のソニー Pregius S IMX540 センサを USB3 カメラに融合した初めての機種となる。
Blackfly S が持つ機能と IMX540 の高画素数および高速イメージングとのコンビネーションは、生物医学から半導体産業まで幅広い分野のエンジニアや研究者が、より短時間により少ないカメラで、より多くの検査を行うことを可能にする。
フリアーシステムズのコンポーネント事業部ゼネラルマネージャーであるポール・クレイトンは次のように説明した。
「高品質、フル機能のマシンビジョンカメラを提供する我が社は、OEM マシンの設計者、エンジニア、および研究者の方々から高い信頼を得ております。この最新の Blackfly S モデルは、最高のテクノロジーを世界規模のサポートと共に提供するという弊社の伝統を守り、お客様がより迅速に、かつ低予算で目的を達成できるよう開発されました」
フリアーのマシンビジョンに関する高い専門知識とソニーの最先端センサ技術を融合
Pregius S センサは、新しい裏面照射型構造 (BSI) により画素サイズ 2.74 µm を実現し、初期の Pregius シリーズの約2倍の画素密度を可能にし、より低コストで小型なレンズが使用できるという利点も併せ持っている。
Blackfly S は、ソニー Pregius のセンサ技術により24メガピクセル、12 フレーム／秒の歪みのない高速撮影が可能になり、非常に詳細な検査を行う生産ラインであってもスピードアップが図れる。
また、量子効率が高く読み出しノイズが低いことから露光時間が短縮されるため、強力な照明を必要とせず、ひいては照明コストの削減に繋がる。
現在、フリアー Blackfly S BFS-U3-244S8M/C-C は、フリアーシステムズおよびフリアー製品正規取扱店を通じて世界中どこからでも購入可能である。
さらに、今年後半に Pregius S センサを搭載した GigE および 10GigE カメラインタフェイスも発表する予定である。
ソニー Pregius S の詳細についてはこちら⇒ https://www.flir.com/discover/iis/machine-vision/pregius-s/
■問い合わせ
フリアーシステムズジャパン株式会社
TEL：03-6721-6648
E-mail：info@flir.jp
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