南ドイツにある産業用カメラメーカ IDS Imaging Development Systems GmbH は、2021 年上期において業界の期待値を上回ることができた。VDMA ではマシンビジョン業界での売上高の増加を 7% と予測していたが、同社はそれをはるかに上回る 2 倍以上の成長を遂げた。
オーバーズルムに拠点を置くカメラメーカでは、2021 年末まで高い成長を継続する見込みである。受注が増加し、国外事業の開発が堅調であることを考えると、調達が困難な状況にあっても、カメラメーカとして取り組む意義がある。前年同期と比べて、北米での売上高が顕著に増加している。
VISION year 2021 に向けた同社は成長の予測は主に、人工知能を搭載した新しい IDS NXT カメラと、3D 市場における高い需要に基づいている。コスト効果に優れた産業用 Ensenso S などの新製品は、明らかにこの分野における IDS 製品シリーズを補強している。
IDS では新しいセンサと新しい小型 C マウントハウジングカメラを uEye ポートフォリオに追加している。これは特に、予算が厳しい量産型用途に特化した低コスト製品シリーズである。
ソフトウェアについては、多数の先進的なプログラミングインタフェイスと便利な新機能を搭載した新しい SDK IDS peak により、uEye と uEye+ のユーザの両方に実質的な付加価値が提供される。
「弊社では画期的な製品とプラットフォームを開発することで、お客様とパートナーに新しい強力なソリューションという形で、常に新たな刺激を与えていきます」と業務執行取締役 Jan Hartmann 氏 は言う。
昨年セルビアに自社開発組織を開設し、さらに積極的に AI の研究開発を進める道筋をつけている。
カメラと人工知能は、IDS が革新を遂げ、未来を形作るために貢献する組み合わせである。増加する需要、効率性と持続性の高い基準、供給の確保のバランスをとるため、IDS NXT をはじめとする、AI 搭載の組み込みビジョンソリューションの重要性がますます高くなっている。
オンラインプラットフォーム visionbay により、IDS は AI 搭載画像処理の仮想マーケットプレースをオープンした。ここでは、人工知能の分野でのエキスパートのノウハウを確認し、完全な画像処理ソリューションにアクセスし、貴重な開発時間を節約できる。
詳細情報: https://en.ids-imaging.com/visionbay.html
■問い合わせ
アイ・ディー・エス株式会社
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E-mail:apacsales@ids-imaging.com
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