国際画像機器展2019~特別招待講演のお知らせ

2019年12月4日~6日にパシフィコ横浜で国内最大・最先端のマシンビジョンが集う展示会「国際画像機器展2019」が開催される。

ものづくりにおける自動化・省人化は急務となり、それに伴う社会全体の安全性と快適性を支える技術として、マシンビジョンはさらに多くの関心を集めてる。

本展示会では、ロボットビジョン、メディカル、セキュリティ、3次元、ディープラーニング、インフラ整備といったテーマでゾーン・コーナーを設置し、最新の画像処理に関連する技術を展示している。

自然災害の監視や建造物の維持管理をはじめ、近年、重要性が増している「インフラ整備」や多様な分野で導入が進んでいる「ディープラーニング」をテーマとした特別コーナーを展開し、課題解決の一助となる場を企画。

また、招待セミナーでは、マシンビジョンに最前線で関わる専門家が講師となって、最新の話題や市場動向などについて講演する。

今回は高齢化や後継者問題など問題山積の農業業界における、データ分析・可視化などといった最新のトピックについて講演が行われる。

特別招待講演概要

■講演タイトル
スマート農業のすすめ~農業を情報技術でかっこよく稼げて感動があるものに~

■講演者
日本農業情報システム協会 代表理事 渡邊智之氏

■講演日
2019年12月6日(金)14:00~14:50

■講演会場
パシフィコ横浜 アネックスホール F202

■参加申込
セミナー参加申込フォーム

■講演概要
本年はスマート農業元年と称され、政府が50億円超の費用を計上し、全国69カ所で一斉に実証が開始された。

そこで現時点の農業における情報共有、データ分析、シミュレーション、トレーサビリティ、可視化などといった最先端の取り組みについて紹介する。

またそれによるブランドの確立や意思決定支援などについて各地の実例や最新の動向を踏まえ、日本の農業を「かっこよく稼げて感動がある農業(新3K農業)」にしていくための課題と今後の展望を考察する。

■講演者プロフィール

1993年大手IT企業に入社。宅内交換機、宅内電話機の開発に従事、その後事業企画部門へ異動し、医療・動物医療・農業に関するイノベーション創造に深く関与。

主に各種センサーによる生育関連データ蓄積及び作業記録アプリなど、「スマート農業」関連ソリューションの開発を主導。その際、自分自身が農業現場の実情を知る必要があると考え、実際に農業法人に飛び込み農業を学んだ。

2012年から2015年まで農林水産省で「スマート農業」推進担当として政府の「スマート農業」関連戦略策定や現場の普及促進に努める。

その経験から慶應義塾大学SFC研究所の研究員として「スマート農業」関連の研究にも関わり、農林水産省や自治体の「スマート農業」に関する会議にも有識者や座長としても参画している。

2014年、ICTやIoT、AIなど「スマート農業」の利活用促進、次世代農業人材の育成を目的とした業界団体、日本農業情報システム協会(略称JAISA)を設立し、代表理事に就任(2019年一般社団法人化)。

また、2018年にはスマートアグリコンサルタンツ合同会社設立、代表/CEOに就任。

受賞歴
2008年 Interop Tokyo 2008 Best of Show Awardグランプリ
2015年 リンクドオープンデータチャレンジ2014アイデア部門 優秀賞
農林水産省 優秀職員賞
朝活勉強会【霞が関ばたけ】アワード

2016年 リンクドオープンデータチャレンジ2015 LOD推進賞
2017年 RESASアプリコンテスト「ソフトバンク・テクノロジー賞」
2018年 大地の力コンペ 「未来農業シーズ賞」
2019年 大地の力コンペ 「未来農業シーズ賞」

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