uEye SEカメラで20 MPセンサ搭載モデルが利用可能
外観検査や測定を必要とする多くのアプリケーションでは、最も細部まで正確に検出できなければならない。そうした場合には、Sony社製IMX183のような高感度で極めて高解像度なセンサが最適である。
その5536×3692ピクセルという解像度によって、たとえば品質保証やITS(高度道路交通システム)などに求められる、より広い視野での検査や監視も可能になる。
このセンサはすでに2020年3月から、USB3 Visionインタフェイスを搭載したIDSのuEye SEカメラ・シリーズで利用できるようになっている。
筐体モデルとボードレベル・モデルがあり、Sony社のローリングシャッタ式センサはBSI(裏面照射)技術を採用している。
この裏面照射技術では、入射光を最も効率よく利用できるため、暗い環境でも非常に低ノイズで極めて高品質な画像が得られる。
そこでIDSは、その20 MPセンサをコンパクトなuEye CPカメラだけではなく、新たに汎用なuEye SEシリーズにも採用した。このuEye SEカメラは19.5 fpsのフレーム速度に対応している。
また、小型で堅牢な金属製ハウジング・モデルから、ビジョンシステムに簡単かつコンパクトに組み込むことができる実用的な正面フランジ付きのボードレベル・モデル、同じボードレベルでもフランジ無しのモデルまでさまざまな形態で購入することができる。
また、本年2020年夏には、IMX183搭載のuEye SEカメラにもGigE Visionインタフェイス仕様をリリースする予定である。
現在提供している新カメラはUSB3 Visionインタフェイス仕様であるので、たとえばSDKであるIDS peakでプログラム可能である。このSDKは、GenICamの利用を容易にするとともに、直観的なプログラミング環境を提供する。
IDS peakは、完全なソフトウェア・パッケージとして、ユーザーが素早く簡単にビジョンカメラを運用に移せるように、また独自のアプリケーション開発をすぐに始められるようにサポートする。
詳しい情報:https://jp.ids-imaging.com/store/products/cameras/ids-sensor-model/-imx183clk-j.html
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