画像認識技術と組み合わせた無人監視システムにも対応した 国内最小クラスの「小型防爆ネットワークカメラ EXP-C01」を開発

2019年8月に国内グループの主要4社を合併し経営基盤強化を果たしましたシステムギア株式会社(以下、システムギア)は、今回、従来の最小防爆カメラの体積を約1/2にした、国内最小クラスの「小型防爆ネットワークカメラ EXP-C01」を開発した。

同製品は現在、国内の耐圧防爆検定※1を取得予定で、2020年4月を発売予定としている。価格はオープン価格。初年度の売り上げ目標は300台としている。

今回の「小型防爆ネットワークカメラ EXP-C01」の製品発表は、同日発表の「防爆アースクリップ EXP-A01」とともに、2019年8月1日のシステムギアグループ統合後初めての新製品発表となる。

※1) 電気機器内に爆発性ガスが侵入して爆発しても、容器が爆発圧力に耐え、かつ、外部の爆発性ガスに引火するおそれのない構造。その内部に侵入した爆発性雰囲気の内部爆発に対して、容器が損傷を受けることなく耐え、かつ、容器を構成するすべての接合部又は構造上の開口部を通して外部の対象とするガス又は蒸気の爆発性雰囲気へと引火を生じることのない電気機器の防爆構造。

小型で精度の良いピンポイント監視に機能を発揮する防爆ネットワークカメラ

「小型防爆ネットワークカメラ EXP-C01」は、石油化学プラント、都市ガス、LPガス業界などでの利用(現場監視による点検作業の効率化とトレーサビリティの確保など)のほか、最新の画像認識技術と組み合わせた無人監視システムにより、サイトグラス(フローサイト) ※2 の液量監視や液面(界面)状態の監視に最適である。

また、食品安全のために、意図的な異物混入(食品テロ)も社会的な問題として取り上げられる中、カメラ設置によって、食品の安全確保に貢献する。

さらに、水素対応の防爆検定取得予定で、水素インフラへの活用として水素ステーション等の設備監視にも対応できる。

※2) サイトグラスは配管路の途中に設置し、配管内を通る流体の流通、停止及び流速・流量の概況を直接目視することによって監視する器具。フローサイトともいう。

「小型防爆ネットワークカメラ EXP-C01」の特長

1)国内最小クラスを実現したコンパクトボティ
幅65mm×高さ65mm×奥行125mmの本体で、設置型の防爆カメラとして国内最小クラスを実現。

2)国内検定の耐圧防爆検定を取得予定
国内検定の耐圧防爆検定を取得予定で、防爆現場で安心して使用できる設計であり、水素対応の防爆検定取得により、水素インフラへの活用として、水素ステーション等の設備監視にも対応できる。

3)インテリジェントカメラ搭載により、リアルタイムで補正画像を確認可能
視点補正機能付きのインテリジェントカメラ搭載で、設置方向を気にする必要がない。リアルタイムで補正画像を確認できる。

計器正面に設置できない場合でも歪み補正機能で状況確認ができる。また、上下反転ができるので、近距離の顔認証システムとしても最適である。

小型防爆ネットワークカメラ EXP-C01

4)角度自在・電源工事不要で設置場所を選ばない
PoE(LANケーブルを利用した電源供給技術)にて給電を行うため、電源工事は不要。また角度を自在に調整できるため、天井・壁面どこにでも設置可能である。

5) 最新の画像認識技術との組み合わせで、自動監視ができる無人監視システムが構築可能

6)安心の国内生産

問い合わせ
システムギア株式会社
TEL: 06-6910-4660
E-Mail:sales@systemgear.com
https://www.systemgear.com/

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