ファースト、画像処理技術活用した構造物劣化診断ソリューション「タブレット版ひびわれ幅測定器FCV-40 CRACK VIEWER」の販売を開始  

東京エレクトロン デバイス株式会社(以下TED) の子会社である株式会社ファースト(以下ファースト)は、コンクリートのひびわれを測定する「タブレット版ひびわれ幅測定器FCV-40 CRACK VIEWER」を開発し2021年12月20日より販売開始する。

高度経済成長期に整備された高速道路をはじめとした道路インフラは、コンクリートのひびわれなど老朽化が急速に進み補修・メンテナンスへの対策が急務となっている。

一方、補修・メンテナンスに必要な専門人材の高齢化、人手不足といったことが近年課題となっており、十分な対策が行き届いていないのが現状である。

現在、ひびわれ幅の測定には、クラックスケールを使用してコンクリートのひびわれにあて測定するが、人が目で見て判断するため、その測定にはバラつきがあるなどさまざまな課題がある。

タブレット版ひびわれ幅測定器FCV-40 CRACK VIEWER」は独自の画像処理技術により±0.02mmの精度でひびわれを検出することができる測定器である。

測定したいコンクリートのひびわれをタブレット内蔵のカメラで撮像し、タッチパネルの操作で画面を見ながらひびわれを測定する。測定結果は画像および数値データとしてタブレット内に保存が可能で、顧客向けへの測定調査報告書のデータとして活用も可能である。

ヒューマンエラーによる測定ミスを解消し、測定対象の調査診断時の正確なひびわれ幅測定が可能となり、より信頼性の高いひびわれのモニタリングデータを提供する。

「タブレット版ひびわれ幅測定器FCV-40 CRACK VIEWER」の主な特長

・ タブレット内蔵カメラで撮像
・ タッチパネルにて簡単操作。測定したい範囲を任意に設定可能
・ 詳細・通常・簡易の3つのモードを選択可
・ 毎回、リファレンスプレートより正しい2点間距離でキャリブレーション
 (スケールより2点間距離でもキャリブレーション可能)
・ 測定者によるバラツキを解消
・ 測定した範囲のひびわれ幅のヒストグラム表示およびデータ保存が可能
・ 統計処理等のデータとして活用可能
・ 測定した結果を画像・数値データとして保存可能
・ 報告書のデータとして使用し、データ管理に活用可能

■価格:47万8000円(税別)
ファーストでは、年間100台を目標に販売活動を行う。

「タブレット版ひびわれ幅測定器FCV-40の仕様

※特許出願済み 、NETIS登録申請中

■アクセサリ
・タブレット本体
・USBケーブル(充電・データ転送用)
・タッチペン
・ハンドストラップ、ショルダーベルト
・リファレンスプレート

■問い合わせ
株式会社ファースト
TEL:046-272-8682
お問い合わせフォーム: https://www.fast-corp.co.jp/products/catalog.html
https://www.fast-corp.co.jp/

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