AI搭載デバイスの取扱いを開始

ロボット/IoTデバイス開発事業を手がける株式会社ASTINA（以下、弊社）は、新たにAI搭載デバイスの取扱いを開始した。

7月2日より、法人向け体験・検証用AIカメラデバイス「ACK-1」のデモ展開・販売を開始。また、保育・介護施設向けAI見守りシステム「AMK-1」の紹介・問合せ対応を開始した。

AI搭載デバイス開発経緯

さまざまな課題解決や業務効率化の手法として大きな期待を寄せられ、実用例も増えつつあるAI。一方で「AIをどう活用し何が解決できるのか、いまいち実態が掴めない」という事業担当者の声がよく聞かれる。

また、弊社の調査では、AIの導入担当者と決裁者の間でも理解度の差があり、技術導入の障壁となっているというヒアリング結果を得ることができた。

そこで、弊社独自の開発実績の中で得た知見を活かし、「AIカメラデバイス」の販売ならびに「見守りシステム」を展開する。

AIカメラデバイス「ACK-1」は、手軽に体験・検証頂けるシンプルなデバイスである。このデバイスを用いることで、AI導入担当者-決裁者間の理解差を埋め、技術導入のハードルを下げることができる。

保育・介護施設向けAI見守りシステム「AMK-1」は、おもに乳幼児の保育や高齢者の方の福祉・介護に携わる方を対象としたシステムである。人材不足や業務効率化といった課題解決にAIを活用するための第一歩を「見える化」する。弊社ではこれらの取組みをはじめ、さまざまな社会課題の解決手法として期待されるAIの活用促進に貢献する。

ACK-1について

ACK-1

USB TYPE-Cケーブルによる電源接続のみですぐに起動し、AIカメラが周囲の画像認識を始める。当製品では、全14種類の対象物を検出できる。

Person, Tv monitor, Dining table, Chair と 識別・表示

■高度な画像認識・画像分析ニーズにもカスタマイズ対応。
また、より高度な画像認識や画像分析を行うことで、業務効率化や自動化を強力に推進する事ができる。ASTINAでは、現場に最適化されたハードウェアも含め、自社開発でのソリューションを提供可能。カスタマイズや実証実験などの相談を受け付けている。

(分析例)不良頻出箇所の分析

(認識例)店舗での店員・顧客のリアルタイム位置捕捉

販売開始日：2019年7月2日(火)〜
価格：10,000円（税抜・送料別）
対象：AIビジネス導入を検討している法人担当の方
製品紹介URL：https://www.astina.co/ai-development
※キットレンタルについても準備中(展開時期未定)

AMK-1 について

AMK-1

AMK-1は、目を離せない乳幼児の保育ないし高齢者の方の福祉・介護に携わる方を対象とした見守りシステムである。実用例として「熱湯の注がれたコップに、乳幼児などが気付かずに手を伸ばすとアラートを発する」デモを公開している。
※販売開始は未定（個別お問合せへの対応となる）

サーモカメラが熱湯が注がれたコップを検出

AIカメラが人の手を検出し、アラートを鳴らしている

■問い合わせ
株式会社ASTINA
https://www.astina.co/